Mon Cœur Mis à Nu / 赤裸の心

「美」といふものは「藝術」と人間の靈魂の問題である

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

20220227日記

東福寺へ行く。やはり臨済宗の寺は落ち着く、通天橋を渡りたかったが、袴姿と振袖姿の男女が撮影をしており諦めた。 京阪に乗り三条を経て蹴上に向かう。南禅寺、哲学の道、法然院。「奥丹」で昼餉予定であったが休業で、敢無く「㐂さ起」へ。胡麻豆腐が美味…

20220219日記

シティフィルの演奏会に、初台まで出かける。 ディーリアス(フェンビー編): 2つの水彩画吉松隆: チェロ協奏曲「ケンタウルス・ユニット」ヴォーン・ウィリアムズ: 交響曲第3番「田園」 吉松のチェロ協奏曲は粗野で安っぽく気分を害した。副題も意味が分から…

ゴーチエ『オニュフリユス(Onuphrius)』1832

何だこの気狂い小説は、というのが私の感想であるが、解説を読んで合点がいった。曰く、ロマン派にかぶれた群小詩人たちを揶揄嘲笑した一篇であると。ゴーチエは「気狂い」を描いてみせたのである。 ランキング参加中読書

ゴーチエ『死霊の恋(La Morte Amoureuse)』1836

ある僧侶が叙階式で見かけた嬋娟たる女に魅了され、以来夢か現か分からぬ逸楽に身も心も委ねるという話。ポオを彷彿とさせる屍体愛好的傾向。夢と現実が優位性を競う、後の超自然主義文学を予感させる神秘的主題。ロマンチックな語彙。読み応えがある。 テオ…

20220211日記

都響の演奏会に六本木まで出かけた。以下演目。 チャイコフスキー:『エフゲニー・オネーギン』の「ポロネーズ」グラズノフ: ヴァイオリン協奏曲 イ短調チャイコフスキー: 交響曲第4番 ヘ短調 ランキング参加中音楽

オッフェンバック「昔、アイゼナハの宮廷に(Il était une fois à la cour d’Eisenach)」『ホフマン物語(Les Contes d'Hoffmann)』より

www.youtube.com 貴重なフランスオペラの一作、『ホフマン物語(Les Contes d'Hoffmann)』。第一幕のアリア「昔、アイゼナハの宮廷に(Il était une fois à la cour d’Eisenach)」。アイゼナハとは独逸中央部の都市で、J.S.バッハの生まれた土地。 HOFFMANNIl …

『刑事フォイル』SE02

EP01 Fifty ships容疑者の所属する組織、持てる影響力、何を動員することが可能かなどに気を配ること。定量的に物事を判断すること。 EP02 Among a few犯人しか知り得ない事実は何かを把握すること。 EP03 War Games今日も推理を当てた。事件を紐解く鍵はEp0…