Epistula ad mē

美というものは、芸術と人間の霊魂の問題である

2022.02.19日記

シティフィルの演奏会に、初台まで出かける。

ディーリアス(フェンビー編): 2つの水彩画
吉松隆: チェロ協奏曲「ケンタウルス・ユニット」
ヴォーン・ウィリアムズ: 交響曲第3番「田園」

すべてはじめて聴く。
「2つの水彩画」は語るに足らぬ。吉松のチェロ協奏曲は粗野で安っぽく気分を害した。副題も意味が分からぬ。チェロソリストの無駄遣いだ。

だが、ヴォーン・ウィリアムズだ。これには感銘を受けた。他の人々の聴き入り方も、前者2つとは比較にならなかったように思う。中世イングランド、エリザベス朝の古雅な印象が、私の中に入ってくる。曲が終わった後も、しばらく瞑想状態を抜けられなかった。素晴らしい体験だった。