Epistula ad mē

「美」というものは、藝術と人間の霊魂の問題である

Diary

2022.01.04日記

www.youtube.com シューマンの交響曲第4番を聴いている。 今日は祖父と会った。最早まともな意思疎通は不可能であるから、今まで何度となく繰返された、話の筋に相互理解のある想い出話をして過ごす。それでも祖父は、私と会話をすることが実に楽しそうで、…

2022.01.02日記

イギリス文学とは何か? アメリカ文学とは何か? 私には説明がつかない。世間の関心は薄い様に思われる。その証左となるかは分からぬが、岩波の『○○文学案内』シリーズも、英米文学についてはカバーしていない。 私にしても、シェイクスピア、エドガー・アラン…

2021.12.24日記

アレルヤ、今日私たちに救い主が生まれた

2021.12.22日記

今日は冬至、一陽来復。英語ではwinter solsticeというらしい。

2021.12.9日記

疲れ果てた心。晴耕雨読の日々を夢見る。先週はミサをサボタージュした。神に祈りを捧げる気がしなかった。 今読みたい本。メリメ『シャルル9世年代記』ゴーチエ『モーパン嬢』

2021.11.30日記

11月も終った。もうアルスターコートの季節。 近頃読んだヘッセの言葉は、私の心を打った。 「神がわれわれに絶望を送るのは、われわれを殺すためではなく、われわれの中に新しい生命を呼びさますためである。」 高い理想を持ちながら一度は挫折するも、絶望…

2021.11.22日記

東山を北から南へ、法然院から南禅寺まで。雨であったのが却って良かった。静かな午前、散歩を心置きなく愉しめた。順正で昼餉。向いの席には日本髪をしたうら若き4人の娘。舞妓さんだろうか?その装いの趣味の良さ(安着物の観光客とは好個の対照!)と、立居…

2021.11.17日記

快晴、暖かい。六義園へ行く。風流なことなんて何もない。こんなものを有難がって、東京の人間の田舎臭さにはほとほと呆れる。 夜は『タンホイザー』を聴いた。 怯懦(きょうだ) 臆病で気の弱いこと爾余(じよ) それ以外端倪(たんげい) 物事の成行を見通すこと…

2021.11.15日記

「一度キリストに出逢った者は、二度と十字架の影から逃れることはできない」 このような趣旨の格言をどこかで見たことがあるのだが、思い出せない。誰の言葉か? 正確な言い回しは?気になって眠れない。 次の水曜日は展覧会に行くか、六義園に行くか、どうし…

2021.10.17日記

友人と化野まで散歩する。天龍寺前の老松でお抹茶を戴く。現代短歌の話をしたり、フランス革命の話をしたり。このような酔狂に附合ってくれる人もそうは居るまい。

2021.10.16日記

京都を散歩。南禅寺へ、奥丹で昼食をとる。 いつものように鹿ヶ谷通りを上る、途中光雲寺に寄り、哲学の道へ。法然院へ行く。この辺りの雰囲気がとても好きだ。浮薄なものがない、静かで品があって、且つ歴史を感じさせる。「神韻縹渺」とでも云えば可いのだ…

2021.10.03日記

木犀の馥郁たる香気。好きな季節の到来を告げる馨り。 ああもう散々だ。これ以上心の平安を乱されたくはない。京都に遁世をしたい。変わらぬものだけを見つめて静かな時を過ごしたい。それが叶わぬなら消えてしまいたい。Libera me domine de morte eterna.

2021.09.28日記

今夜はモーツァルト・ナイト。交響曲第25番, 第38番, 第41番, 第28番, 第40番を聴く。 www.youtube.com 唯一の短調の交響曲。モーツァルトの権威、カール・ベームの指揮。ヴィエナ・フィルハーモニー。

2021.08.28日記

惨めな思いをしてまで、義理のために生き続ける必要があるか 悪鬼羅刹(あっきらせつ) あらゆる恐ろしい魔物ratiocination 推論ポンス(pons) ポンチのこと素馨(そけい) 植物、白い花を咲かせる骨相学(こっそうがく) 頭部の骨相をみて、その人の性格・運命を判…

2021.08.10日記

2021年の夏が私に残すものは 蹌踉(そうろう) よろめくこと易わる 変わるaccomplished 嗜みを身に付けたvexed いらいらして聟(むこ) 婿当代浮薄見晴るかす はるかに見渡すこと凭れる(もたれる)星辰(せいしん) 星々のこと悉皆(しっかい) 残らずすべてhitherto …

2021.07.31日記

『風景画のはじまり』と題された展覧会を観にいく。古典的形式を棄て去ろうとする試みは、すべての画家、そして彼等の作品に共通して観察できた。個性がみられたのは、あの19世紀中頃特有の、「写実」と「イメージ」の両極端との距離の取り方だろうか。この…

2021.07.23日記

おお、いかに恋愛の春の四月の日の定かならぬ輝きに似たることよ、いま陽のかがやきにあふるとみればやがて次第に雲はすべてを奪い去る。シェイクスピア『ヴェローナの二紳士』

2021.07.14日記

ああ、えも云われぬ倖せ。一瞬の想い出あればこそ。誰れにも話してなるものか。

2021.06.30日記

ある娼婦が『ドリーマーズ(The dreamers)』を観て以来エヴァ・グリーンの虜になっていると語ってくれた。エヴァ・グリーンなら僕も好きだ。『キングダム・オブ・ヘブン(Kingdom of Heaven)』、『カジノ・ロワイヤル(Casino Royale / You Asked for It)』、『…

2021.06.12日記

観念と行動、どちらが現実を変えるのだろう? 夢想と現実、どちらが優位なのだろう?

2021.05.01-06日記

2021.05.01青蓮院門跡の楠を見た。親鸞が植えたものと書いてあるが眉唾物。服を作りに四条まで出かける。 2021.05.02行きつけの紅茶屋に寄り、お決まりの散歩道をゆく。南禅寺から禅林寺、若王子神社、安楽寺、法然院を経て慈照寺に至る。高度に洗練されたル…

2021.04.13日記

積読となっていた『ボヴァリー夫人』を読んでいる。 ボヴァリー夫人の懊悩は僕のそれとよく似ている。彼女が僕に答えをくれるかもしれない。 謹聴(きんちょう)...よく聞くこと。逐電(ちくてん)...行方をくらまして逃げること。

2021.04.11日記

漱石山房記念館を訪れた。4年来の希望が適って嬉しい。大した見世物はなかった。 strong suit 強み、長所

2021.03.23日記

祖父に学位記を見せにでかけた。僕が「おじいちゃんのお蔭です」と学位記を手渡したとき、祖父は「これがみたかったんだ」と云って涙を流した。僕ははじめて孝行ができたと思った。 夜には円山公園に夜桜を観に行った。やはりここの枝垂れ桜は一級であって、…

三島由紀夫『金閣寺』の舞台探訪

ledilettante.hatenablog.com 以前立てた計画をそのまま実行した。私の卒業旅行を兼ねた、『金閣寺』の舞台探訪。京都駅から山陰本線を使い、綾部で舞鶴線に入る。西舞鶴からは、本来歩くべきところであるが(途中まで挑戦はした)、宮津線(宮舞線)に乗換。丹…

2021.03.10日記

四条大宮から嵐電に乗り、太秦広隆寺で降りる。拝観したかったが、門は締められていた。夜も更ける時間であった。北に向かう。山陰本線の高架下を潜って妙心寺まで来た。『金閣寺』に描かれる山門(三門)をみたかったからである。境内は静かで鐘の音だけが荘…

2021.02.21日記

修学院の方へ散歩。鷺森神社の境内を歩くとほのかに香る白梅に気が付いた。そのまま曼殊院を目指したが、かなりの山道で難儀した。途中武田薬品の薬用植物園を見つけた。なかに洋館(田辺貞吉旧邸というらしい)もみえたので見物したかったが、原則一般公開は…

2021.02.19日記

枚方国際ゴルフ倶楽部 total72 +6 +3 △ +4 +3 - +6 +3 +3 △ +5 ▢ ▢ +3 ▢ ▢ +3 +4 OUT 65 IN 60 TOTAL 125 反省点 ・パター・二番手で使えるクラブとして、5W, 6UTの練習

2021.02.17日記

関西の魅力はその多極性にある。 京都、大阪、神戸といった中心都市とその周辺都市が各々歴史と文化を持っていて、且つ重要なことに、そこに住む人々がそれを誇りに思っている。云わば、関西の人々は生活にこだわりを持っている。 これが関東との違いである…

2021.01.16日記 Du meine Heimat Einsamkeit.

漱石の『行人』を想い出す。 "Einsamkeit! Du meine Heimat Einsamkeit!(孤独なるものよ、汝はわが住居なり)" 自信の猜疑心に苦悩する兄の台詞。フリードリヒ・ニーチェの引用だった。 孤独は嫌だ。でも僕は孤独な道を行こうとしている。今まさに。 好きでも…