2022-02-14 ゴーチエ『オニュフリユス(Onuphrius)』1832 Literature/Humanities 何だこの気狂い小説は、というのが私の感想であるが、解説を読んで合点がいった。曰く、ロマン派にかぶれた群小詩人たちを揶揄嘲笑した一篇であると。ゴーチエは「気狂い」を描いてみせたのである。 ランキング参加中読書