2021-06-26 三島由紀夫『文章読本』1959 Humanities(Theology/Literature/History) 三島が『鏡子の家』を書いている時期に綴られた文章論。世間の普通読者(lecteurs)を精読者(liseurs)へと導くことを目的とする。 昔の人が小説を味わうと云えば、それは文章を味わうことであった。しかし十分に舌の訓練がないことには味わうこと能わぬ味がある。本書で三島は古今東西の名文を紹介し、あらゆる様式の「味」を解説する。