Epistula ad mē

美というものは、芸術と人間の霊魂の問題である

『モンパルナスの灯(Les amants de Montparnasse)』1958

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 1950年代フランスを代表するジャック・ベッケル(Jacques Becker)監督作品。
 彼は職人だ。あらゆるジャンルの作品をかなりの完成度で仕上げることができる。

 エコール・ド・パリの画家アメデオ・モディリアーニ(Amedeo Modigliani)の人生を描いている。自分の芸術を理解されないこと、そして愛する人を幸せにできないこと。2つの苦しみに絶望するモディリアーニ。彼は最後まで報われずに、残酷な終りを迎える。

 アヌーク・エーメ(Anouk Aimée)がモディリアーニの内縁の妻ジャンヌ・エビュテルヌ(Jeanne Hébuterne)を演じている。なんとも美しい。