1950年代フランスを代表するジャック・ベッケル(Jacques Becker)監督作品。
彼は職人だ。あらゆるジャンルの作品をかなりの完成度で仕上げることができる。
エコール・ド・パリの画家アメデオ・モディリアーニ(Amedeo Modigliani)の人生を描いている。自分の芸術を理解されないこと、そして愛する人を幸せにできないこと。2つの苦しみに絶望するモディリアーニ。彼は最後まで報われずに、残酷な終りを迎える。
アヌーク・エーメ(Anouk Aimée)がモディリアーニの内縁の妻ジャンヌ・エビュテルヌ(Jeanne Hébuterne)を演じている。なんとも美しい。