Mon Cœur Mis à Nu / 赤裸の心

「美」といふものは「藝術」と人間の靈魂の問題である

Diary

20201105日記

教会の敷地で遊ぶ子供たち。彼らの声を聴く幸せ。 あんじょう 具合よく、うまくと胸を突く びっくりする就中(なかんずく) 特に彳む(たたずむ)世故に長ける 世情によく通じているスレート 屋根材の1種義理一遍 世間体を飾るために形式的に物事をすること落魄…

20201029日記

植物園へ行った。バラが綺麗だった。

20201027日記

鴨川へ出かけた。川辺のベンチに寝ころび太陽の光を浴びながら3時間ほど読書した。北向きのじめっとしたアパートの1室にいるよりも余程気持ちが良い。 日が暮れてきたので喫茶店へと移動した。今や貴重な喫煙可能店。周りを見渡すと、みな煙草を呑んでいた。…

20201016日記

コートの注文を済ませた。黒のバルカラーベルテッド。仕上がり迄ひと月程待たねばならない。仕立て屋は、僕が今日どのようなコートをオーダーする積りであるかを、初めの会話でピタリと当ててきた。これには全く感心させられた。普段の僕のファッションや、…

20201007日記

物事を分類して話すということ。 目的・手段・結果の分類。短期・中期・長期的観点の分類。 「三島由紀夫の思想と行動」『文芸春秋』1990年12月 pp.306-321 評論家吉本隆明、西部邁の対談。大した事は話していない。・右翼的思想と左翼的思想。前者は行動、…

20201004日記

三島の定義に従うなら、僕は純然たる「文人」になりたい。すなわち「花と散る」人種ではなく、「不朽の花」を育てる人種だ。僕は昔から桜が嫌いだった。いつ散ってしまうか分からぬ儚さに心を乱されることが嫌いだった。僕が求めるのは永遠、ギリシアやロー…

20201002日記

寂しい気持のまま家に帰りたくなかった僕はバーに寄った。夜想曲の20番が流れている。何もこんな日にショパンじゃなくてもよい。昔僕が得意としていた曲だ。今ならより上手に演奏できるだろう。

20200930日記

これほどに何かを楽しみに想うことがあっただろうか。少なくともここ数年来は無かった。降誕祭の日を、あの神秘的な愉しみを待望む気持ちとよく似ている。

20200927日記

女優竹内結子が亡くなったという。映画『いま、会いにゆきます』で初めて彼女をみて、なんて美しい人なのだろうと思った。私は当時7歳。初恋の人によく似ていたからでもあるのだが、それ以来「好きな女性のタイプは」との質問には「竹内結子のような女性」と…

20200901日記

教会の鐘の音にノスタルジアを感じる。別にそれを聴きながら育ってきた訳でもないのに。ノスタルジアという感情は、自己評価の向上や心理的脅威への対抗手段として役立つという説もあるが、全くの間違いだと思う。戻らない過去への郷愁、アナクロニズムの感…

待降節

2日、待降節を迎えた。 神が人の子をお遣わしになられたことへの感謝、 そして私達の主イエス・キリストが私達を裁きに来られることへの希望を 強く心に抱いて降誕祭への準備をしよう。 25日、心の底からGloriaを謳うことができますように。