Epistula ad mē

美というものは、芸術と人間の霊魂の問題である

日記2020.09.27

 女優竹内結子が亡くなったという。
 映画『いま、会いにゆきます』で初めて彼女をみて、なんて美しく愛おしい人なのだろうと思った。私は当時7歳。初恋の人によく似ていたからでもあるのだが、それ以来「好きな女性のタイプは」との質問には「竹内結子のような女性」と答えてきた。

 彼女はこれ以上年を取らず、美しいまま記憶されることになる。女優としては本望なのかもしれない。

 古書店で『春の雪』を買った。新潮社が昭和44年に発行したもので村上芳正氏が装幀を行っている。思えば竹内結子は映画『春の雪』で聡子を演じていた。高貴で聡明な彼女を見事に表現していた。私は今日買ったこの本を大切にしようと思う。