Epistula ad mē

美というものは、芸術と人間の霊魂の問題である

『男と女(Un homme et une femme)』1966

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フランス映画って洒落てる。

クロード・ルルーシュ(Claude Lelouch)監督作。カイネ・デュ・シネマ誌から冷遇を受け、長いこと日の目をみなかったルルーシュが、その実力、美学を世界に知らしめた作品。1966年のカンヌ国際映画祭パルム・ドール

それぞれの過去を持つ男と女。互いを知り、少しずつその距離を縮める。ともに人生を歩む決断をするかのように思われたが…。安っぽい紹介文だと思われるかもしれないが、実際にストーリーは安っぽい。史上最高の雰囲気映画(褒め言葉)。本当に映像が洗練されている。34歳のアヌーク・エーメ(Anouk Aimée)に惹かれる。『モンパルナスの灯』とはまた一味違う彼女の魅力。大人の女。