『日の名残り(The remains of the day)』のジェームズ・アイヴォリー(James Ivory)監督作。原作はエドワード・フォースターの同名小説。
O mio babbino caro! プッチーニ、ベートーヴェン、シューベルト、モーツァルトが使われている。見事な映像美、アイヴォリーは小説の映像化が上手い。
フォースターの原作自体は不快なものであるが。なぜ英国人は通俗的な痴話話しか小説にできないのであろう。ジェイン・オースティン、ヴァージニア・ウルフか。吐き気がする。彼らは推理小説だけ書いていれば可い、私はホームズもポワロも好きだから。