Mon Cœur Mis à Nu / 赤裸の心

「美」といふものは「藝術」と人間の靈魂の問題である

2020-09-07から1日間の記事一覧

フィトゥシ『間奏曲はパリで(La Ritournelle)』2014

マルク・フィトゥシ(Marc Fitoussi)監督。コメディタッチの面白さはあるけれど、特別語ることはないかな。最近の映画は老人が人生を見つめなおす系の話が多いなと思う。

ルイ・マル『死刑台のエレベーター(Ascenseur pour l'échafaud)』1958

ルイ・マルの実質的なデビュー作。マイルス・デイヴィスの即興ジャズ、手持ちカメラを主体とした撮影技法。ルイ・マルの演出力に舌を巻く。 本作で主役を演じるのは『鬼火(Le Feu Follet)』のモーリス・ルイ(Maurice Ronet)、『恋人たち(Les amants)』のジ…

ハーマン『縞模様のパジャマの少年(The Boy in the Striped Pyjamas)』2008

英米合作のホロコースト映画。マーク・ハーマン監督。 Too English。これに尽きる。顔も、表情も。仕草も。彼らはとても綺麗なクイーンズ・イングリッシュを話す。例外的に主人公の少年の顔はとてもゲルマン的だった。しかし演技が酷い、監督の責任だ。カメ…