Epistula ad mē

美というものは、芸術と人間の霊魂の問題である

フォーレ『バラード嬰ヘ長調』op.19


Gabriel Fauré - Ballade Op. 19 (1881)

 好きなフランス人作曲家を挙げるならフォーレだろう。でも僕は彼の何に惹かれているのだろう。彼は古典的な形式に拘った訳ではないし、当時の流行に肖っている訳でもない。野心的な香りのしないことが、聴きやすくて良いのかもしれない。
 このバラードは1881年の作曲。ピアノ曲として作られたが、独奏では演奏効果が出ないと判断したのか、後にオーケストラとピアノのための版が出た。