Epistula ad mē

美というものは、芸術と人間の霊魂の問題である

ブラームス『ヴィオラ・ソナタop.120-2』

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 創作意欲も衰えがちであった61歳のブラームスの作品。彼が書いた最後のソナタでもある。第二楽章アレグロ・アパッショナートが良い。もともとクラリネットのために書かれたが、彼自身の手でヴィオラ及びヴァイオリン用に編曲された。
 ある意味で交響曲第4番とは正反対の曲。あちらが「感情の爆発」であるならば、こちらは「諦念」。俗から距離を置く洗練された響き、そこにあるのは高潔さ。老巧さの顕れとでも言えるだろうか。

 

 結局僕が好きなのはブラームス