Epistula ad mē

「美」というものは、藝術と人間の霊魂の問題である

Dandism

堀洋一『ボウ・ブランメル(Beau Brummell)』1979

生涯が美しくあるためには、その最期は悲惨でなければならない オスカーワイルド 牧神社上梓。ボウ・ブランメルの伝記。ちょっとした服飾史を兼ねている。内容の殆どが先行研究の受売りで、とても学術論文には為らないだろうが、ブランメルのパブリック・ス…

ダンディズムとは何か? 生田耕作『ダンディズム 栄光と悲惨』1995

中央公論新社。底本は1975年に他社から上梓された評論。典雅の士ジョージ・ブランメルのアネクドートを持ち出して、ダンディズムを問う。ブランメルが体現し、ボードレールとドールヴィイが理論化した「ダンディズム」。さながら神の愛を体現したイエス・キ…

セシェ, ベルトゥ『ボードレールの生涯(La vie anecdotique et pittoresque de Charles Baudelaire)』1925

アルフォンス・セシェ(Alphonse Séché) とジュル・ベルトゥ(Jules Bertaut)の共著に成る。近代の霊魂の癒し得ぬ悲痛を詠んだ詩人、ボードレールの伝記。原著の初版は1925年頃であり、その後の研究から訂正されるべき箇所も多く在るだろうが、ボードレールが…