Epistula ad mē

「美」というものは、藝術と人間の霊魂の問題である

2021-07-14から1日間の記事一覧

ワイルド『サロメ(Salomé)』1891

オスカー・ワイルドの云わずと知れた悲劇。初出は1893年の巴里。マタイによる福音第14章第3節、マルコによる福音第6章17節にある洗礼者ヨハネの斬首に関する創作。この戯曲に描かれるサロメに対し、デカダン気質の作家は総じて高い評価を與ている。ワイルド…

2021.07.14日記

ああ、えも云われぬ倖せ。一瞬の想い出あればこそ。誰れにも話してなるものか。

リラダン『未来のイヴ(L'Ève future)』1879

御冗談でせう!「美」といふものは「藝術」と人間の霊魂の問題です! 公に発表されたのは1880年のこと『ル・ゴロワ(Le Gaulois)』紙上にて。赤貧の貴族ヴィリエ・ド・リラダン唯一の長編小説。女性観、恋愛観、反ブルジョワ精神の結晶。私が読んだのは、東京…